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お薬に関する患者さんへのご案内



外来受診される方へ

おくすり手帳、薬の説明書

現在服用しているお薬がある場合、「おくすり手帳」や「薬の説明書」をお持ちになって、診察時に医師にお見せください。

かかりつけ薬局のススメ

かかりつけ薬局を持ちましょう

欧米などの先進国では、患者さんに「院外処方せん」を渡し、家や職場の近くにある「保険薬局」で薬剤師が薬を調剤してお渡しする制度(医薬分業)が常識になっています。病院内の薬局から直接薬をお渡ししていたこれまでにくらべ、ひと手間増える感はありますが、「医薬分業」はもっと安全でより良い医療を患者さんに提供するために欠かせない方法です。
上手に街の保険薬局を利用する方法として、かかりつけ薬局を決めましょう。

かかりつけ薬局を持つメリット

  • 薬歴の作成
    街の保険薬局では飲み合わせのチェックや薬の安全な管理をするために、患者さん個人の「くすりのカルテ」(薬歴管理簿)をつくっています。特に多くの種類の薬を服用されている場合は、街の保険薬局でのアレルギー歴や副作用歴など薬に関する管理が必要です。

  • 薬の重複や、飲み合わせによる副作用を防ぐ
    A病院からの薬とB医院からの薬が、名前が違うけど実は同じものだったということがあります。この場合、薬を二重に飲むことになってしまいます。ひとつの薬局で、複数の病院の薬を受け取ることで、このような事態を避けることができます。
    医師は16,000品目を超える薬の中から患者さんに必要な薬を処方しています。そのため複数の病院や診療科を受診すると、同じ効き目の薬が重複したり、一緒に飲み合わせてはいけない薬が処方される危険性があります。

  • 薬についての詳しい説明を受けられる
    薬の飲み方・使い方や、どんな副作用があるかについて、気軽に質問することができます。また市販の薬との飲み合わせや、健康食品・サプリメントとの飲み合わせについても、相談に乗ってもらえます。

お薬手帳とは?

いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳のことです。複数の医療機関を受診する時や、転居した時など、この「お薬手帳」を見せるだけで今までの あなたのお薬の履歴を正確に伝えることができます。
今般の東日本大震災においては、「いつも飲んでいるお薬が欲しい」と訴える方が多く、被災された方々の服薬管理のために「お薬手帳」の活用が効果的でありました。かかりつけの病院や薬局に行くことが難しくなる災害時に、ご自分の持病や罹患歴など記された手帳の果たす役割は大きいと思います。

おくすり手帳

おくすり手帳


院外処方せんのご案内

半田病院では、基本的に全診療科で院外処方せんを発行しております。外来を受診して薬が処方される場合は、院外処方せんが発行されます。街の保険薬局で、院外処方せんと引換えに薬を受け取ってください。

病院で

各科で処方せんを発行しています。
処方せんを受け取ったら院外処方せんファックス窓口にお寄りいただき、地域薬剤師会の協力によるFAXサービスをご利用ください。院外処方せんファックス窓口では院外処方せんについて「初めて」、「仕組みがわからない」、「薬局の選び方」など、色々な相談をお受けいたしますのでお気軽にご相談ください。

街の保険薬局で

院外処方せんを保険薬局に提出し、引換えに薬を受け取ってください。その際、薬の相談などでも保険薬局を利用されることをおすすめします。

院外処方せんの注意点

  1. 院外処方せんには有効期限があります。原則処方せん発行日から4日以内です。有効期限を過ぎた処方せんは無効となりますのでご注意ください。
  2. 院外処方せんは重要書類です。院外処方せんがないと薬は受け取れません。また原則処方せんの再発行は有料となりますので、街の保険薬局に提出するまで大切に保管してください。
  3. 患者さんはどこの保険薬局を選んでも自由ですが、FAXサービスを利用された場合は、FAXを送信した保険薬局を利用してくださるようにお願いします。

副作用被害救済制度について

医薬品の副作用による健康被害については医薬品副作用被害救済制度が、生物由来製品を介した感染等による健康被害については生物由来製品感染等被害救済制度があることをご承知ください。

詳しくはPmda(医薬品医療機器総合機構)健康被害救済制度をご覧下さい。ひょっとしたら薬の副作用かなと思うようなことがあれば自己判断せずにまずかかり付け医か、かかり付け薬局に相談することをお勧めします。