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ホーム > 病院からのお知らせ > 研究課題「ラムシルマブ+アルブミン懸濁型パクリタキセル併用療法患者における好中球減少発現に関するリスク因子の探索」に関する情報公開

研究課題「ラムシルマブ+アルブミン懸濁型パクリタキセル併用療法患者における好中球減少発現に関するリスク因子の探索」に関する情報公開


1.研究の対象

2018年1月1日~2019年5月31日の期間内に当院および共同研究機関においてサイラムザ+アブラキサン併用療法を施行された胃がんの患者さんが対象です。

2.研究目的・方法

本研究は、胃がん患者におけるRAM+nab-PTX併用療法を受ける患者に対して、好中球減少発現に関するリスク因子を調査することを主要な目的とする。また、治療強度は好中球減少発現と治療効果の双方に影響を与えると予想されることから、副次的に治療効果についても評価を行う。

カルテ情報から対象患者さんを好中球減少が起きた方と起きなかった方に分けてどういった患者さんに好中球減少が起こりやすいのか、そのリスク因子を数学処理して解析します。
研究のために検査を追加するなど、患者さんの負担となるようなことは行いません。集められた情報を解析し、検討させていただきます。

3.研究に用いる情報

  • 身体所見:年齢、性別、身長、体重、体表面積、Performance status
  • 合併症
  • 喫煙歴、飲酒歴
  • 原発部位(胃もしくは胃食道接合部)、抗ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)の過剰発現の有無、RAM+nab-PTX療法開始時の転移巣の部位、腹水の有無、腹膜播種の有無
  • 治療歴(手術歴、化学療法歴)
  • 前治療における発熱性好中球減少症の発症歴及びGrade3~4の好中球減、少発現歴
  • RAM+nab-PTX療法の開始日、中止日、中止理由、用量強度
  • 治療期間中のRAM+nab-PTX併用療法の投与量および投与間隔、減量理由
  • 併用薬
  • 臨床検査値:血球数(白血球数、好中球数、リンパ球数、ヘモグロビン、血小板数)、アルブミン、腎機能(クレアチニン)、肝機能(アルカリホスファターゼ、総ビリルビン、AST、ALT)、尿蛋白、CRP、総コレステロール値

4.外部への試料・情報の提供

調査内容は個人を特定する情報(お名前、ID、住所等)を含むものではありません。調査時に新たな番号を付け、その番号を用いて調査票が作成されるため、個人情報が外部に漏れることはありません。他施設へのデータ受け渡し方法は、USBまたはCD-Rに情報を記録し、データを受け渡す医療機関に記録を残します。また、研究の結果を公表する際は、患者さんを特定できる情報を含まないように致します。
本研究で得られた患者さんの情報は、同意を受ける時点では特定されない将来の研究のために用いる可能性があります。その場合には、改めて研究計画書を作成し、倫理審査委員会の審査を経て承認を受け実施致します。

5.研究組織

研究責任者 永松 秀紹 半田病院薬剤科 

研究代表者:半田病院 薬剤科 永松 秀紹
住所:〒475-8599 半田市東洋町2丁目29番地
TEL 0569-22-9881 FAX 0569-24-3253

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し出下さい。
この調査に参加されたくない(自分のデータを使ってほしくない)場合は、以下の問い合わせにその旨をお伝えください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

半田病院 薬剤科 永松 秀紹
連絡先 平日(月~金) 8:30~17:15 TEL: 0569-22-9881