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外来高齢心疾患患者の生活空間に関連する因子についての観察研究に関する情報公開


1.研究課題名

外来高齢心疾患患者の生活空間に関連する因子についての観察研究

2.研究期間

令和元年11月1日から令和元年12月31日

3.研究の目的・意義

現在、社会の高齢化の中で、循環器疾患患者の高齢化が報告されています。一般的に、加齢によって運動機能が低下することは広く知られていますが、高齢心疾患患者は運動機能の全般的な低下だけでなく、バランス機能の低下、不安・抑うつ症状も発症しやすいと報告されています。このように、心機能に加えて、運動機能低下や不安・抑うつなどにより生活活動範囲が低下していると考えられます。しかし、心疾患患者の生活活動範囲に影響する要因は明らかとなっていません。
そこで、心疾患患者の生活活動範囲に影響する要因を明らかとすることを目的に本研究を実施致します。

4.研究方法

●対象となる患者さま
上記期間内に当院に通院している、心臓リハビリテーション利用者
●利用する情報
電子カルテおよび診療録に記載のある診療記録および検査データより、患者背景因子(年齢、性別、身長、体重、body mass index、疾患名、併存疾患)、心不全重症度分類(New York Heart Asscoiation:NYHA分類)、血液検査(血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド:BNP)、心臓超音波検査(左室駆出率:EF)、当院心臓リハビリテーション利用者に対して測定を行った理学療法評価(握力、膝伸展筋力、歩行速度、タンデム立位検査、椅子立ち上がりテスト、ファンクショナルリーチテスト、LSA、転倒に対する自己効力感、自宅での入浴動作、Time Up&Go test、連続歩行距離、社会ネットワーク6、Hospital Anxiety and Depression Scale:HADS、skeletal muscle mass index:SMI)

5.試料/情報の他の研究機関への提供

他の機関への試料・情報の提供はない。

6.個人情報の取り扱い

利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除致します。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者さまを特定できる個人情報は利用しません。

7.予測される利益・不利益について

この研究に参加いただいた場合、患者さまに直接生じる利益はございません。また、過去の記録をもとに検討いたしますので、今回参加いただいた患者さんへの新たな負担などの不利益はありません。

8.本研究の資金源(利益相反)

本研究に関連して開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。

9.問い合わせ先

半田市立半田病院リハビリテーション科
研究責任者名 若林 翼
住所 475-8599 愛知県半田市東洋町2丁目29番地
TEL 0569-22-9881
FAX 0569-24-3253