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CT


320列マルチスライスCT

320列マルチスライスCT

装置名:Aquilion One Vision edition

装置特徴
 この装置は、寝台を動かすことなく16cmという幅を1回転最短 0.275秒で撮影することができ、現行のCT装置ではトップクラスの装置です。よって、心臓や頭部であれば瞬時に撮影することができるため狭心症や脳卒中患者さんなど救急医療の画像診断にも有効となりました。
心臓(冠動脈)CT
 従来は複数の心拍で撮影していましたが、この装置では最短1心拍で撮影(不整脈など患者さんの状態によって異なります)できるようになり撮影時間が短縮され、被曝が低減し、画質が向上しました。
頭部CT
造影剤を使用し連続撮影することで血液の流れの診断と血管の形の診断が同時にできるようになりました。

心臓の図

心臓

大腸の図

大腸

腹部の図

腹部

ここが凄い!320列CTの実力
 CT検査は、コンピューターを用いて身体の断面像を撮影するものです。身体の内部を詳しく調べることで、病気の種類や治療が必要な場所を特定できるため、現在の医療に欠かせません。
 今回導入した320列CTは、『1回転の撮影範囲が160mm』になったため、心臓や頭部全体の撮影が可能となり、撮影時間も大幅に短縮されました。 (64列CTの撮影範囲は32mm)
 また、被ばく量や造影剤量を最小限に抑えることができるため、患者さんにとって検査の負担が少ない「人に優しい」CTです。

64列CTの図

320列CTの図

画像説明文

 不整脈でズレが生じた場合は、画像処理で調整していましたが・・・320列CTは不整脈の影響を受けずに、高感度のスキャンが可能になりました。

IQon Spectral CT

装置特徴
 当院では2021年6月より、愛知県で2台目となる世界で唯一の2層検出器を搭載したフィリップス社製CT「IQon Spectral CT」を導入しました。IQon Spectral CTは、1度の撮影でX線から高いエネルギーと低いエネルギーの情報を取得することが可能となり、被ばくを増やすことなく様々な画像(スペクトラル解析画像)を得ることが可能です。さらに造影剤を使用する検査では、最大70%(従来比)の造影剤を減量することが可能となり、被ばくの低減や息止め時間の短縮とともに患者様の負担を抑えることも可能となりました。

64列マルチスライスCT

装置名 : IQon Spectral CT

【肺動脈塞栓症症例】

従来画像

実効原子番号画像