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ホーム > 診療科・部門 > 薬剤科 > 薬学生さんへ > 薬剤科の特徴

薬剤科の特徴


多種多様な症例

当院は知多半島地域の基幹病院です。そのため、近隣の医療機関から多くの患者さんが紹介・転送されてきます。様々な症例に出会うことができますので、それだけ薬剤師としての知識・経験を積むことができます。

全病棟への薬剤師常駐

各病棟に1~2名の薬剤師を配置し、患者さんへの薬学的管理を行っています。また、回診やカンファレンスへの参加などチーム医療の一員として、より質の高い医療の提供に貢献しています。また、外来化学療法室にも専任のがん専門薬剤師を配置し、患者さんへの薬剤管理指導を行っています。

新人薬剤師の早期病棟実習

これまで新人薬剤師は1年間、調剤を中心とした薬局内の業務に従事し、2年目から病棟へ配属していました。しかし、薬剤師がチーム 医療の一員として、病棟業務を実施していくには、なるべく早期に、しかも、様々な病棟での病棟薬剤師業務を経験することが重要と考え、平成25年からは、採用1ケ月後の5月から全10病棟をローテートする早期病棟研修を行っています。1病棟につき3週間ほどの研修終了後、担当病棟に配属となります。

薬剤師レジデント制度の設立

薬学部が6年制になり、5ヶ月の長期にわたり実務実習が行われるようになりました。これにより、薬学生の臨床力はかなり向上したと思いますが、そうはいっても即戦力で働ける訳ではありません。病院で学生指導をしている立場として、保険薬局で勤務するにしても、もう少し病院で勉強すれば、臨床のスキルも向上し、自信を持って働けるだろうなと思うことがしばしばあります。そこで、半田病院では、保険薬局での就職を考えている薬学生・若手薬剤師を対象に、平成29年度より薬剤師レジデント制度(1年)を開始します。また、レジデント終了後の就職先についても、希望に添えるよう全力サポートします。

専門・認定薬剤師の支援

がん、緩和医療、感染症、NST、糖尿病などの分野で専門の資格を持つ薬剤師がいます。薬剤科では、専門・認定の取得を目指す薬剤師をサポートします。

研究・学会発表の支援

半田病院では臨床研究を推進しています。がん、感染、栄養などの専門・認定を持つ2名のベテラン薬剤師が臨床研究・学会発表のサポートをします。なお、2022年度の学会・研究会での発表数は10件でした。

効率よい業務体制の確立

残業しないと仕事が終わらないのは、「プロ意識」と「想像力」に欠けると考えています。限られた時間の中で優れた成果を出せるように、効率よく仕事をするのがプロフェッショナルであるとの考えのもと、残業を極力しない業務体制の確立を目指しています。当院の薬剤師の平均残業時間は10~15時間程度です。