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災害対策委員会



災害時における当院の機能

自家発電機能

自家発電機能


従来の発電機、ガス発電機(コージェネレーション)に加え、新たに発電機を増設しました。それに合わせ備蓄重油タンクも増設し、従来の10倍の3万リットルの重油の備蓄が可能となりました。
これにより、電力会社から電気が供給されなくなった場合でも、病院機能の80%を維持した状態で3日間の電力を供給できます。


DMAT隊

Disaster Medical Asistance Team】

DMAT

DMAT

DMATとは地震等の災害時に被災者の生命を守るため、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームのことです。
当院には4チーム(医師6名、看護師8名、調整員4名)計18名の隊員がいます。東日本大震災の時には実際に被災地(福島県)で医療活動を行いました。


医療材料倉庫

災害で流通経路が遮断された場合でも、診療が継続できるよう院内に医療材料の拠点となる倉庫を設置しています。倉庫に1千点に及ぶ医療材料があり、約1週間の診療が継続できます。また、コンビニなどと同様にバーコード管理され、消費期限などで廃棄される物品も最小限にすることができます。


エアーストレッチャー

エアーストレッチャー

エアーストレッチャー

エアーストレッチャー

病棟に配備されているエアーストレッチャーはスライダー方式の避難器具です。
階段を使い2名の職員で歩けない患者さんを安全に下階へ避難させることができます。階段をそりのように滑り下りちょっと恐ろしいイメージですが、実際に使用してみるとスピードも出ず、段差による不快感もほとんどありませんでした。
また職員4名ほどで患者さんを上階に運ぶこともできます。


簡易ベッド

簡易ベッド

簡易ベッド

簡易ベッド

内科、整形外科外来待合に設置されている長椅子は【簡易ベッド】となります。
大規模災害や大事故が発生した際に、ベッドを運ばなくても短時間で患者さんを受け入れる体制ができるよう設置されています。


救助袋

救助袋

救助袋



落下物防護ネット

地震発生時に天井から落下物による被害を防ぐため、正面玄関ホール中央部天井に落下物防護ネットを設置してあります。また当院は、震度4以上の地震で数秒前に事前に自動放送される「緊急地震速報装置」を備えています。地震速報放送が流れたときやグラッとした時は、いち早く防護ネットの下に避難してください。

落下物防護ネット

落下物防護ネット



非常食

災害時の非常食として、患者400人分の食事を4日分備蓄してあります。メニューは、ライフラインがストップした場合を想定し、食事の摂れる方には、主食を「飯・粥」に分け、「フリーズドライの米・おかず缶詰・水」を準備しています。他には、「流動食・経管栄養」の方には栄養剤と新生児用ミルクも備蓄しています。

災害時における当院の状況

トリアージ

トリアージとは災害時など、対応人員や物資などの資源が通常時の準備では対応しきれない非常事態に陥った場合において、最善の結果を得るために、対象者の治療優先度を決定することをいいます。
災害発生時には多数傷病者が発生する可能性があります。
このような状況で一人でも多くの傷病者を救うためには、救命の可能性が高くかつ緊急処置が必要な人から順に治療を行っていくことが重要です。また、反対に今すぐ治療を必要としない軽症患者やその状況で集中治療を行っても救命困難な重症患者は待機治療となります。
災害時の混乱状況の中で、限られた人材・器材を有効活用し、最大多数の傷病者を救命するために、トリアージは大変重要な考え方になります。

事業継続計画(BCP)

事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)は、震災などの緊急時に低下する業務遂行能力を補う非常時優先業務を開始するための計画です。災害発生時にはこの計画をもとに、指揮命令系統を確立し、業務遂行に必要な人材・資源、その配分を準備・計画し、タイムラインに乗せて確実に遂行します。

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